間合い

相手との距離のことを、剣道では間合いと呼ぶ。
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間合い

基本は一足一刀の間合い
自分と相手との距離感を覚える

 

相手との距離のことを、剣道では間合いと呼ぶ。
一足一刀の間合い(一歩踏み込めば相手に竹刀が届く距離)が基本となる。

 

遠い間合いというのは、相手との距離が遠く、
踏み込んでも相手に竹刀が届かない距離のこと。
この場合、相手に打たれる心配もないが、自分も相手を打つことができない。

 

反対に、踏み込まなくても手を伸ばすだけで相手に竹刀が届く距離を
近い間合いと呼ぶ。
相手を簡単に打つことができるが、相手からも打たれる危険性が上がってしまう。

 

稽古で相手を打つときには、つねに一足一刀の間合いから始めるように心がけ
間合いの感覚を体に覚えさせるようにしたい。

 

一足一刀の間合い
この間合いが稽古の基本
お互いの竹刀の先、約10cm程のところが交わる

 

上の写真から一歩踏み込むと、相手に竹刀が届く距離

 

遠い間合い
相手からも打たれにくいが、自分も打つことができない

 

一歩踏み込んでも相手に竹刀が届かない距離

 

近い間合い
手を伸ばせば相手を打てると同時に、相手からも簡単に打たれてしまう危険な距離

 

動かずに相手に竹刀が届く距離

 

POINT
一本をとるポイント
相手からは遠く、自分からは近い間合いを身につける

 

相手からはこちらが遠いと感じ、自分からは相手が近く感じる距離が
理想の間合いといえる。

 

基本となる一足一刀の間合いをきちんと体で感じとった上で
踏み込んで相手が打てる距離を少しずつ遠くしていきながら
理想の間合いを身につけていく。

 

また、攻めるときに前傾姿勢になって相手に頭を近づけると
相手から打たれやすくなる。
攻めるときは上体の角度はそのままで、腰から攻め入るように気をつける。

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